マーヴィン・ゲイの『What's going on』
JMさんのブログで、Japan Music Blog連携TB企画 第13弾/Your Precious Motownというお題が出ていたので、この企画に乗っちゃいます。僕が選ぶ1枚は、JMさんと同じ、マーヴィン・ゲイの『What's going on』です。全然、迷いませんでした。1枚しか書かないのに、最もモータウンらしくないものを選んで良いものか、という良心の呵責を感じなくは無いですが、やはり選んじゃいます。
このアルバムって、確かモータウン史上初のコンセプトアルバムであったと思います。米国全土にベトナム戦争の影が落ち、社会的に非常に不安定だったこの時代に、虐げられていた側の人間がこういうメッセージ色の強いアルバムを発表した事に非常に敬意を払います。しかも、良くも悪くも、明るいヒット曲を大量生産していたモータウンから出したことに、非常に意味があったと思います。そのせいで、ベリー・ゴーディーJr.とはかなり揉めたようですけど。
収録されている曲も素晴らしい。タイトル曲は言うに及ばず、「Mercy Mercy Me」など、深刻な内容の詞を美しいメロディーに乗せて伝える手法は見事としか言い様がない。極めつけは、「Inner City Blues」。アルバムのラストを飾る曲だが、都会の寂しさや孤独を表現するような演奏をバックに、ファルセットボイスから紡ぎ出される言葉は、社会の混迷状況を著すものばかり。そして、ラストにはタイトル曲のフレーズが飛び出し、この状況から抜け出せずにいる状況をアルバム全体として表現している。
文句のつけようが無いアルバムです。
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コメント
やっぱりこのalbumですよね。Motownらしさでいうとご指摘の通りですね。いつ聴いても素晴らしい作品ですね
投稿: JM | 2004年5月10日 (月) 22時40分
JMさん、お題ありがとうございました。
このアルバムは、年に何回かは聴いてしまいます。しかも、一回聴くと繰り返して聴いてしまいます。いつ聴いても全然飽きがこないいアルバムってなかなかありませんよね。
投稿: getsmart0086 | 2004年5月10日 (月) 23時44分