アニー・レノックス『MEDUSA』
最近、ユーリズミックスのボーカルであるアニー・レノックスの'95に発表された2ndソロアルバム『MEDUSA』を久々に聴いている。このアルバムは、全てカバー曲で構成されており、彼女の音楽的バックボーンを垣間見ることができる。
アル・グリーン、テンプテーションズ、プロコルハルム、クラッシュ、ブルー・ナイル、ポール・サイモンなどの曲を、オリジナルの良さを損なわず、かつ彼女の歌のうまさや音楽的懐の深さなども十二分に表れていて、カバーアルバムとしては非常にバランスの取れた作品だと思う。クラッシュの「Train in Vain」などは、オリジナルよりこちらの方が良いのではないかと思うこともある。
僕が特に好きなのは、ニール・ヤングの「Don't Let It Bring You Down」とボプ・マーリー、の「Waiting in Vain」の2曲。二人共、歌うときの節回しに特徴があるので、彼女もオリジナルを意識しつつ、彼女らしさもスパイスとして加えながら、完成度の高い楽曲に仕上げている。僕はオリジナルも大好きなのだが、同じレベルでこちらのカバーも好きだ。
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