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2004年7月20日 (火)

フルード・オンシズ『In the New Old-Fashioned Way』

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In the New Old-Fashioned Way

何かの雑誌のレビューを読んで買ったフルード・オンシズの'99にリリースしたセカンドアルバム『In the New Old-Fashioned Way』。紹介記事にジェリー・フィッシュの名前が出ていたので買ったのだが、実際彼らの作り出す音はかなりジェリー・フィッシュに似ている。ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、エルトン・ジョン、トッド・ラングレン、XTC、クィーンなどからの大きな影響を感じる。大きく違うのはジェリー・フィッシュがギター中心だったのに対し、フルード・オンシズはピアノをメイン楽器に据えている所。

1曲目の「Lend Me Your Eyes」を聴いて、僕は彼らの虜になった。極上のポップセンス、ニューオリンズスタイルの楽しいピアノに、ボーカル兼ピアノのセス・ティムズの少し甘いボーカルとジェリー・フィッシュばりのコーラスがかぶり何とも楽しい曲である。「Vegetable Kingdom」なんていうタイトルからして楽しい曲(実際、非常に楽しいポップソング)や、もろニューオリンズの音「Comfortable」もある。楽しいパワーポップばかりではなく、「Bigger Than the Both of Us」や「Run, Rabbit, Run」などしっとりとしていてかつ捻りの効いているバラードもある。「Have Fun」はマッドネスに似ている。このアルバムに収録されている曲は先にあげたアーティストの極上のエッセンスを抽出して作ったような曲ばかりなので、どれも秀作で捨て曲がない。

ピアノ中心のロックバンドという事で、ベン・フォールズ・ファイブと比較されることが多い彼らだが、僕はセス・ティムズのポップセンスの方が好きだ。彼らは2001年にアルバムをリリースしているが、早く次回作を出して欲しいものだ。

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