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2007年4月 8日 (日)

スペンサー・デイヴィス・グループ『The Best of the Spencer Davis Group』

Best_of_the_spencer_davis_group
Best of the Spencer Davis Group

先月、僕がよくチェックしているぷくちゃんのブログ「eclipse的な独り言」にスティーヴ・ウィンウッドのアルバムが紹介されていました。僕は彼のアルバムを一枚も持っていないのですが、彼がデビューしたバンドとして知られるスペンサー・デイヴィス・グループは昔FMのエアチェックして知っていました。たぶん、スティーヴ・ウィンウッドのソロアルバム『Back in the High Life』が全世界で大ヒットした少し後だったと思います。シングルでも「Higher Love」が大ヒットしていたのですが、正直僕にはピンときませんでした。

しかし、FMから流れてきたスペンサー・デイヴィス・グループの「I'm a Man」には僕は完全にノックアウトされました。「スティーヴ・ウィンウッドってこんなかっこいい曲作ってたの?お見逸れしました、ハハー。」って感じでした。そこまで気に入っておきながら、何故だか最近までトラフィックブラインド・フェイスも含めてスティーヴ・ウィンウッドがらみのアルバムは一枚も買ってませんでした。

先月ようやくスペンサー・デイヴィス・グループのベストアルバムを買ってみたのですが、これがいいんです。特に冒頭の2曲「I'm a Man」「Gimme Some Lovin'」は最高です。R&Bとロックンロールを結合して完璧に昇華しています。スティーヴ・ウィンウッドが天才少年と言われていたのは伊達じゃありません。

I'm a Man」はまずイントロが渋い。ベース、ギター、トライアングルから始まり、ドラムス、マラカス、カウベル、オルガンが順番に加わっていくのですが、このスリリングなイントロだけで僕はメロメロです。そして、スティーヴ・ウィンウッドのヴォーカル。いやー、黒いです。このリズム感の塊のようなヴォーカルスタイルはそんじょそこらのヴォーカリストには真似できないと思います。凄すぎます。

Gimme Some Lovin'」を僕が初めて聞いたのはたぶんブルース・ブラザーズの映画だったと思います。この曲を聞いていると、自然に体がノって来て、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのように踊り出したくなります。

Keep on Running」は彼らが初の全英1位を取った曲ですが、これはスティーヴ・ウィンウッドの作曲ではなく、ジャッキー・エドワードというジャマイカのスカ畑の人の作品のカバーで、非常にキャッチーな曲です。僕はオリジナルを聴いた記憶がないのですが、かなり秀逸なアレンジがなされていると思います。

インストナンバーも2曲ほどあるのですが、「Waltz for Lumumba」でのスティーヴ・ウィンウッドのハモンドオルガンプレイはかなりいけてます。歌もオルガンもギターも巧いなんて、スティーヴ・ウィンウッドというヤツは近くにいるときっと嫌なヤツですよね。

このアルバムがあまりにもよかったので、これから少しずつスティーヴ・ウィンウッドものを集めていきたいと思ってます。次はトラフィックかな。

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コメント

>スティーヴ・ウィンウッドというヤツは近くにいるときっと嫌なヤツですよね。

これには爆笑、そして同感。あんなに若くして、いや幼くしてあんなに歌がうまいんだモノ。周りは嫌になってしまうでしょう。

白人が黒人のマネッコすると東京の人が関西弁使うのと同じような嫌さを感じる私ですが、不思議とウィンウッドにはそれを感じません。

トラフィックは素敵なグループです。紙ジャケがすぐに完売になってしまいました。次は「大人買い」しようと思っています。

投稿: ぷくちゃん | 2007年4月 8日 (日) 17時41分

ぷくちゃん、コメントありがとうございます。

>白人が黒人のマネッコすると東京の人が関西弁使うのと同じような嫌さを感じる私ですが、不思議とウィンウッドにはそれを感じません。

うまい表現ですね、同感です。彼は小さい頃からよっぽとレイチャールズなどのR&B系の音楽を聴いてきたんでしょうね。体に染みついている感じがします。

トラフィックを買ったらまたいつか記事にしてみます。

投稿: getsmart0086 | 2007年4月 8日 (日) 19時42分

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