クリント・イーストウッド&ジェイミー・カラム「Gran Torino」
皆さんクリント・イーストウッド主演・監督の映画「グラン・トリノ」はもう見ましたでしょうか。彼の監督作品では一番の興行収入をあげているようですが、期待以上の出来のすばらしい作品でした。僕は妻と見に行ったのですが、妻が珍しく「もう一度見たい」というくらい気に入っていたようです。
映画については、まだ見ぬ僕の盟友ぷくちゃんが映画評を書いているので、そちらを読んで頂くとして、今回はその主題歌について書いてみたいと思います。
クリント・イーストウッドの音楽好きは有名で、'80年代にはチャーリー・パーカーを題材にした「バード」を撮りましたし、8年ほど前にはマーチン・スコセッシ制作総指揮のテレビシリーズ「ザ・ブルース」の中の「ピアノ・ブルース」を演出していましたね。彼は16才の時に生チャーリー・パーカーの演奏を聴いたことがあるらしく、それをきっかけに自らジャズ・ピアノの演奏を始めたらしいです。
この映画はフォード72年製のグラン・トリノ・スポーツという車が重要なアイテムとして出てくるのですが、主題歌である「Gran Torino」は、その車に対する愛着を綴った曲です。作曲は、クリント・イーストウッド本人とその息子であるカイル・イーストウッド、カイルのパートナーであるマイケル・スティーブンス、そしてジェイミー・カラムです。
ジェイミー・カラムは、以前僕のブログでも取り上げたことがあるイギリスの若手ジャズシンガー/ピアニストですが、この起用は大当たりだと思います。主題歌はクリント・イーストウッドとジェイミー・カラムが歌うのですが、映画自体がグラン・トリノ・スポーツに思い入れがある老人と若者の物語なので、2人がそれぞれこの車に対する思いを歌うという演出は、映画のラストにふさわしいものでした。特にしゃがれ声のクリント・イーストウッドの歌には、ぐっと込み上げてくるものがありました。
リンクを張っているのは、ジェイミー・カラムのPVですが、映画のシーンも挿入されているので、今見てもちょっと込み上げてくるものがあります。
いい映画ですので、まだ見ておられない方は、是非。
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