ドラマ「不毛地帯」のエンディング曲
僕はほとんどテレビドラマを見ないのですが、先日、途中からではありましたがたまたま「不毛地帯」の初回を見ました。このドラマ、フジテレビ開局50周年で作成されたようですね。原作は山崎豊子なので、最近のドラマの中では内容の濃いものになるでしょうね。
最後まで見ていると、このドラマのエンディングに、聴き馴染みのある声が聞こえてくるではありませんか。僕の敬愛するトム・ウェイツのしわがれ声です。曲は、「Tom Traubert's Blues」。
この曲は、社会のどん底で這いつくばっている男の姿を描いた曲ですが、それをシベリア抑留から帰還して復活していくドラマの主人公に重ね合わせたのでしょうね。ただ、この曲の主人公だけでなく、トム・ウェイツの曲の描く主人公は、生まれてからずっと社会の底辺から這い上がろうともがきつづけているような人達なので、僕には、このドラマの主人公のようなエリートとはイメージが合わないですけどね。
そんなことはさておき、トム・ウェイツの曲がドラマで使われるなんて、というかテレビでトム・ウェイツの曲が流れること自体が珍しいので、彼のファンの僕にとっては嬉しい限りです。これを機会に、トム・ウェイツのファンが増えてくれれば嬉しいと思います。
この「Tom Traubert's Blues」が収録されているアルバムは『Small Change』ですが、僕はこのジャケットの写真が好きで、彼のアルバムジャケットの中ではベストだと思っています。後ろにいるストリッパーのなんとも言えない表情と広角レンズゆえのゆがみ具合が、この場面をうまく物語っていると思います。
このアルバムには「I Wish I Was in New Orleans」も収録されており、この曲について以前記事を書いたこともあるので、興味のある方はこちらも読んでみて下さい。
→以前の記事
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